注意:この記事は、ストーリーのネタバレです。
ネタバレすんな!!って方はスルーでお願いします!
間が空いてしまいました!お久しぶりです!!
さぼってた訳じゃないです!!デヘヘ
という訳で、ちまちま更新していきますよー。
※今回めっちゃ長いです!!!!!
内容は「続きを読む」からどうぞ!
マトイと向かった先でマリアさんと遭遇
六芒均衡に絶対令はきかないそうです。
「・・・・斥候ご苦労、ヒューイ。で、どうだった。」
「概ね予想通りだ、姉さん。三人が三人、準備万端で待ち構えているぜ。
ダーカーどころか人っ子一人通す気なさそうだ。」
「よくここまで来てくれた。・・・・・それと、道中助けに行けなくて、すまない。
言ってしまえば 同じ六芒均衡の暴走に近いものだっつーのに、だ。」
エコー登場!
「アンタ達を狙って、という感じじゃないね・・・・なんだ、知り合いかい?
その二人を問いただす気なら 全部片が付いた後にしてもらえるかい。
そんな暇はないんでね。」
「そんなことをしにきたわけじゃない。あたしには、あたしの目的がある。
あたしとゼノ・・・ううん、あたしはずっと、この子を見てきた。してきたことも、何もかも。」
「だからあたしは礼央奈のやることを手伝うの。
それが、あたしのよく知ってるお節介な先輩ってやつが
この状況でやりそうなこと、だからね。」
「・・・・・絶対令を弾いてる。思わぬ所に逸材がいたもんだね。ああ、そうか、この子が・・・
よし、あんたもついてきな、ただし、自分の身は自分で守る。ここから先は、桁違いだよ。」
なにこの豪華メンツ!!!
急に寒さを訴えだしたエコーとマトイ
・・・・・! 下がれッ!
「誰、なんて問うまでもない。マザーシップに進入した者を討ち滅ぼす、最強の番人。」
デデーン!!!
「おいおい、久々に会えて喜んでくれてるのか?随分手荒い挨拶してくれるな!」
「なあ、クラリスクレイス!」
「これはこれは、エコーさん。ご無沙汰しています。ところで、貴方の隣にいらっしゃる方
アークスの敵と通達したはずですが・・・・・どうして、殺らないんですか?」
「・・・・この子は、後輩だからよ。後輩を守り通すのが、先輩なの。」
「出来るならこういう形で会いたくはなかったよ、レギアス。
アンタの頑固さは知ってたつもりだったけど よもやここまで融通が効かないとはね。」
「そちら側に立つ、ということは敵対の意志あり、と受け取るが?」
「意志も何も、その通りさ。六芒均衡は馴れ合いじゃない。それはアンタが一番知ってるだろ。」
アッ・・・台詞が二重になってる・・・
「ならば、もはや問答は無用。アークスに・・・・害なす存在を討つ。
それが、三英雄だ。」
「そういう思い上がりを止める。そのために、アタシ達
六芒均衡の偶数番【イーブンナンバー】がいるんだよ。」
VS六芒均衡
レギアスに、鈍ってないと言われるマリアさん
「それはこっちのセリフだよ。事務仕事ばかりしてたんなら、ちょっとは鈍ってろ。」
「・・・・ヒューイ。お前はどうして、そっちにいるんだ。私は、こっちにいるのに・・・・!」
「クラリスクレイス・・・・・まだ、クラリッサの声を聞いているのか・・・・?」
「礼央奈さん。そちらのお嬢さんも見事なお手前です。皆が一目置くのも、頷ける。
ですが、そちらのかたは正直、期待はずれと言いましょうか・・・・分不相応と言いましょうか・・・・」
エコーさんをディスっていくゥ!!
「才を見れば、補助役が適正なのに、接近戦闘を試みるとは・・・・
ゼノさんの真似でもしているんですか?彼だって、本来の適正を伸ばしていれば
【巨躯】との戦闘にあっても遅れは取らなかったでしょうに・・・・」
「・・・・でも、それじゃあ誰も守ることができなかった。ゼノは生き残れたかもしれない
けど、他の人を守ることができない。それじゃ、意味がないの。」
「だからゼノは、前に立ったのよ。銃じゃなくて剣を持って誰よりも前に、前にって・・・・
たとえ、貴方の言う通り それが枷になっているのだとしても
・・・・・その志を否定させたりはしない!」
エコー大ピンチ!
武器を弾かれるカスラさん!
「・・・・いや、恐ろしいくらいドンピシャ。
悠長なあいつら置いてきて正解だったな。」
ゼノオォォオオォオオ!!!!
クラリスクレイス
「あの紋章は・・・・六芒の、四?そんな、空席だって言ってたのに・・・・・!」
ヒューイ
「クラリッサの言うこと全てが正しいってわけじゃないんだよ、クラリスクレイス。」
「よう、礼央奈。それに、エコーも。久しぶりだな。」
「・・・・おい、エコー?エコー?エコーさーん?
おっ、やっと反応した。なんだよ、久々で顔でも忘れたのかと思ってちょっと焦ったぜ。」
「バカ!バカバカ!バカッ!生きてたんなら連絡しなさいよ!すぐに帰ってきなさいよ!
そんなの知らないわよバカ!あたしが・・・・・あたしがどれだけ待ったと思ってるのよ!」
うおおおおコイツらはよ結婚ろしオォォ!!!あと爆発しろ!!
「どれだけ寂しかったと思ってるのよ!どれだけ怖かったと思ってるのよ!
どれだけ・・・・怖かったと・・・・・・思ってるのよ、このバカ・・・・・・っ!」
撫で・・・撫でた・・・・撫でた・・・!!!!フォオオオオ!!!
「今はこれで許してくれ。お前にこっぴどく起こられる前に
やらなきゃならんことがある。」
「柄にもなく頑張りすぎなんだよ。・・・・・あんまり、無理すんな。」
はよ結婚して下さい(2回目)
「久しぶりだな。カスラさんよ。銃口向けての再会ご挨拶とは想像もしなかったけどな。」
「こちらこそ、ですよ。まさか、あの状況で生きていらっしゃるとはね。
そしてその手の戒剣ナナキ。
まさか、それを持てる人物が現れるとは思いませんでしたよ。」
「礼央奈のおかげでな、ぎりぎり命を拾わせてもらったんだよ。
だから、こいつには返しきれない恩がある。」
「新たなる六芒の四・・・・いつ以来なんでしょうね、こうして、偶数番が揃うのは。」
「だろ?オレがハンターやってたのも無駄じゃなかったってことだよ。」
「謳え燐具・・・・フローレンベルク。」
「響け戒剣・・・・・ナナキ!」
一方クラリスクレイスとヒューイ
「・・・・・なあ、クラリスクレイス。お前、今、楽しいのか?
いつもお前、言ってただろ?楽しいことをやりたい、って。
今はどうなんだ?楽しいのか?」
「うるさい、うるさいうるさいうるさい!私を惑わすな!私を困らせるな!
私にはクラリッサがいればいいんだ!」
「クラリッサが全部教えてくれる・・・・・それに従ってればいいんだ!
間違ってなんか、ないんだっ!」
「じゃあもう、遊びは終わりだ。オレは六芒の六として、六芒の五
クラリスクレイス、貴様を止める。」
「目覚めろ破拳・・・・ワルフラーン!
心に刻め、クラリスクレイス!これが、敵対するってことだ!」
「う・・・うううっ、ああああっ!クラリッサぁっ!!」
「・・・・ようカスラさん。あんた、ケリつける気ねえな。
さっきのエコーの時もそうだったろ?今度は何を待っていやがる。」
「さて、何でしょうね・・・・・」
クーナからの通信!!
「はーい、アークスのみんな!皆のアイドル、クーナです!
ちゃーんと聞えてるかなー!」
「任務で忙しい?まあそう言わずに、あたしからのメッセージ
受け取って、くれるかなっ!」
「なんとなんと、敵性存在の証拠は全部が全部、嘘っぱち!
まあ、気付いてる人もいたみたいだけど、みんなさくっと騙されちゃってたよねー!」
「嘘だと思う?デタラメだと思う?だったら、ここにいつあたしは何かな?
そこに書いてあるでしょ?」
「人体実験やクローンのデータまで・・・・奮発してくれますね、クーナさん。」
「みんなはね、コマじゃないの!ひとりひとり、生きている人!
だから、他人から言われるままじゃなく・・・・考えて!自分の心で!」
「都合の良い現実ばっか見てるんじゃないっ!その目で見て、その頭で考えろ!
どこに、どこの世界に!敵よりも優先して味方を叩けなんていう組織がある!」
「みんな・・・・いい加減目を覚ませ!」
ルーサーからの通信
「やあ、レギアス、聞えてるかな?いやはや、すごい放送だったね。
彼女、偶像として従順に活動を続けているな、と思っていたら
なるほどこの時のためだったのか。」
「なんだか君達が苦戦しているみたいだったからね。差し入れを送っておいたのさ。
もう、僕にはいらないものだ。斬ろうが壊そうが、好きに使ってくれて構わないよ。」
・・・・!
全員、防御しろッ!
クラリスクレイスが、いっぱい降ってきた!!
黒くても可愛い!!
「無事届いたようだね。それ、作ったはいいけど調整がとっても面倒でね。
まとめて処分できるタイミングを探してたんだ。いやあ、渡りに船というやつだ。」
「僕が憎いかな?しかし、僕はダーカーじゃないぞ?
それじゃあね、レギアス。くれぐれも、僕と彼女の逢瀬を邪魔しないでくれたまえよ?」
「わた・・・・私は、ここにいるぞ?じゃあ、あそこにいる私は誰だ?
教えて、教えてよ、クラリッサ・・・・・クラリッサぁっ・・・・・・」
「答えてよ、クラリッサ・・・・!どうして黙ってるんだ・・・・
なんでも教えてくれてただろ・・・・・」
「怖い、怖い、怖い怖い怖い・・・・助けて・・・・・・助けて、ヒューイ。」
「オレを呼んだかクラリスクレイス!」
「・・・・・ああ、もういいぞ。我慢しなくていい。・・・・辛かっただろう。」
「・・・・おい、レギアス。あんたまさかこの期に及んでも
アークスの保全を、とか言わねえよな。というか、言わないでくれよ。
言ったらあんた、殺すぞ。」
「・・・・彼の者の持つ絶対的な権限からどうやって脱却すればいいのか。
それが可能なことなのか。
その手段を見いだせないからこそ私は従っていた・・・・従うしか
この形を保つ術が無かった。」
「このかりそめの平衡。・・・・・・もはや保つ価値はない!
・・・・各員、攻撃対象をクラリスクレイスクローンに定めろ。一体も通すな。」
「・・・・・劣化しているとはいえ、彼女と同じ力を持つクローン。
武装も模倣創世器、灰錫クラリッサⅡ・・・・・面倒ですね。」
「・・・ルーサーはアークスから完全に興味を失ったようですね。研究室も応答無し、と。
我々を恐れているからこそ首輪をかけていたハズですが・・・・
悲願成就を前にして、増長したか。」
「こうしてアンタと並びたつのは何年ぶりなんだろうね。
十年前にもなかったはずだ。
・・・・・さあ、出番だ。来な、ラビュリス!」
「始めよう、世果。」
六芒均衡はクラリスクレイスクローンと戦い、
マトイと主人公は先へ進む。
つづく
ネタバレすんな!!って方はスルーでお願いします!
間が空いてしまいました!お久しぶりです!!
さぼってた訳じゃないです!!デヘヘ
という訳で、ちまちま更新していきますよー。
※今回めっちゃ長いです!!!!!
内容は「続きを読む」からどうぞ!
マトイと向かった先でマリアさんと遭遇
六芒均衡に絶対令はきかないそうです。
「・・・・斥候ご苦労、ヒューイ。で、どうだった。」
「概ね予想通りだ、姉さん。三人が三人、準備万端で待ち構えているぜ。
ダーカーどころか人っ子一人通す気なさそうだ。」
「よくここまで来てくれた。・・・・・それと、道中助けに行けなくて、すまない。
言ってしまえば 同じ六芒均衡の暴走に近いものだっつーのに、だ。」
エコー登場!
「アンタ達を狙って、という感じじゃないね・・・・なんだ、知り合いかい?
その二人を問いただす気なら 全部片が付いた後にしてもらえるかい。
そんな暇はないんでね。」
「そんなことをしにきたわけじゃない。あたしには、あたしの目的がある。
あたしとゼノ・・・ううん、あたしはずっと、この子を見てきた。してきたことも、何もかも。」
「だからあたしは礼央奈のやることを手伝うの。
それが、あたしのよく知ってるお節介な先輩ってやつが
この状況でやりそうなこと、だからね。」
「・・・・・絶対令を弾いてる。思わぬ所に逸材がいたもんだね。ああ、そうか、この子が・・・
よし、あんたもついてきな、ただし、自分の身は自分で守る。ここから先は、桁違いだよ。」
なにこの豪華メンツ!!!
急に寒さを訴えだしたエコーとマトイ
・・・・・! 下がれッ!
「誰、なんて問うまでもない。マザーシップに進入した者を討ち滅ぼす、最強の番人。」
デデーン!!!
「おいおい、久々に会えて喜んでくれてるのか?随分手荒い挨拶してくれるな!」
「なあ、クラリスクレイス!」
「これはこれは、エコーさん。ご無沙汰しています。ところで、貴方の隣にいらっしゃる方
アークスの敵と通達したはずですが・・・・・どうして、殺らないんですか?」
「・・・・この子は、後輩だからよ。後輩を守り通すのが、先輩なの。」
「出来るならこういう形で会いたくはなかったよ、レギアス。
アンタの頑固さは知ってたつもりだったけど よもやここまで融通が効かないとはね。」
「そちら側に立つ、ということは敵対の意志あり、と受け取るが?」
「意志も何も、その通りさ。六芒均衡は馴れ合いじゃない。それはアンタが一番知ってるだろ。」
アッ・・・台詞が二重になってる・・・
「ならば、もはや問答は無用。アークスに・・・・害なす存在を討つ。
それが、三英雄だ。」
「そういう思い上がりを止める。そのために、アタシ達
六芒均衡の偶数番【イーブンナンバー】がいるんだよ。」
VS六芒均衡
レギアスに、鈍ってないと言われるマリアさん
「それはこっちのセリフだよ。事務仕事ばかりしてたんなら、ちょっとは鈍ってろ。」
「・・・・ヒューイ。お前はどうして、そっちにいるんだ。私は、こっちにいるのに・・・・!」
「クラリスクレイス・・・・・まだ、クラリッサの声を聞いているのか・・・・?」
「礼央奈さん。そちらのお嬢さんも見事なお手前です。皆が一目置くのも、頷ける。
ですが、そちらのかたは正直、期待はずれと言いましょうか・・・・分不相応と言いましょうか・・・・」
「才を見れば、補助役が適正なのに、接近戦闘を試みるとは・・・・
ゼノさんの真似でもしているんですか?彼だって、本来の適正を伸ばしていれば
【巨躯】との戦闘にあっても遅れは取らなかったでしょうに・・・・」
「・・・・でも、それじゃあ誰も守ることができなかった。ゼノは生き残れたかもしれない
けど、他の人を守ることができない。それじゃ、意味がないの。」
「だからゼノは、前に立ったのよ。銃じゃなくて剣を持って誰よりも前に、前にって・・・・
たとえ、貴方の言う通り それが枷になっているのだとしても
・・・・・その志を否定させたりはしない!」
エコー大ピンチ!
武器を弾かれるカスラさん!
「・・・・いや、恐ろしいくらいドンピシャ。
悠長なあいつら置いてきて正解だったな。」
ゼノオォォオオォオオ!!!!
クラリスクレイス
「あの紋章は・・・・六芒の、四?そんな、空席だって言ってたのに・・・・・!」
ヒューイ
「クラリッサの言うこと全てが正しいってわけじゃないんだよ、クラリスクレイス。」
「よう、礼央奈。それに、エコーも。久しぶりだな。」
「・・・・おい、エコー?エコー?エコーさーん?
おっ、やっと反応した。なんだよ、久々で顔でも忘れたのかと思ってちょっと焦ったぜ。」
「バカ!バカバカ!バカッ!生きてたんなら連絡しなさいよ!すぐに帰ってきなさいよ!
そんなの知らないわよバカ!あたしが・・・・・あたしがどれだけ待ったと思ってるのよ!」
うおおおおコイツらはよ結婚ろしオォォ!!!
「どれだけ寂しかったと思ってるのよ!どれだけ怖かったと思ってるのよ!
どれだけ・・・・怖かったと・・・・・・思ってるのよ、このバカ・・・・・・っ!」
「今はこれで許してくれ。お前にこっぴどく起こられる前に
やらなきゃならんことがある。」
「柄にもなく頑張りすぎなんだよ。・・・・・あんまり、無理すんな。」
「久しぶりだな。カスラさんよ。銃口向けての再会ご挨拶とは想像もしなかったけどな。」
「こちらこそ、ですよ。まさか、あの状況で生きていらっしゃるとはね。
そしてその手の戒剣ナナキ。
まさか、それを持てる人物が現れるとは思いませんでしたよ。」
「礼央奈のおかげでな、ぎりぎり命を拾わせてもらったんだよ。
だから、こいつには返しきれない恩がある。」
「新たなる六芒の四・・・・いつ以来なんでしょうね、こうして、偶数番が揃うのは。」
「だろ?オレがハンターやってたのも無駄じゃなかったってことだよ。」
「謳え燐具・・・・フローレンベルク。」
「響け戒剣・・・・・ナナキ!」
一方クラリスクレイスとヒューイ
「・・・・・なあ、クラリスクレイス。お前、今、楽しいのか?
いつもお前、言ってただろ?楽しいことをやりたい、って。
今はどうなんだ?楽しいのか?」
「うるさい、うるさいうるさいうるさい!私を惑わすな!私を困らせるな!
私にはクラリッサがいればいいんだ!」
「クラリッサが全部教えてくれる・・・・・それに従ってればいいんだ!
間違ってなんか、ないんだっ!」
「じゃあもう、遊びは終わりだ。オレは六芒の六として、六芒の五
クラリスクレイス、貴様を止める。」
「目覚めろ破拳・・・・ワルフラーン!
心に刻め、クラリスクレイス!これが、敵対するってことだ!」
「う・・・うううっ、ああああっ!クラリッサぁっ!!」
「・・・・ようカスラさん。あんた、ケリつける気ねえな。
さっきのエコーの時もそうだったろ?今度は何を待っていやがる。」
「さて、何でしょうね・・・・・」
クーナからの通信!!
「はーい、アークスのみんな!皆のアイドル、クーナです!
ちゃーんと聞えてるかなー!」
「任務で忙しい?まあそう言わずに、あたしからのメッセージ
受け取って、くれるかなっ!」
「なんとなんと、敵性存在の証拠は全部が全部、嘘っぱち!
まあ、気付いてる人もいたみたいだけど、みんなさくっと騙されちゃってたよねー!」
「嘘だと思う?デタラメだと思う?だったら、ここにいつあたしは何かな?
そこに書いてあるでしょ?」
「人体実験やクローンのデータまで・・・・奮発してくれますね、クーナさん。」
「みんなはね、コマじゃないの!ひとりひとり、生きている人!
だから、他人から言われるままじゃなく・・・・考えて!自分の心で!」
「都合の良い現実ばっか見てるんじゃないっ!その目で見て、その頭で考えろ!
どこに、どこの世界に!敵よりも優先して味方を叩けなんていう組織がある!」
「みんな・・・・いい加減目を覚ませ!」
ルーサーからの通信
「やあ、レギアス、聞えてるかな?いやはや、すごい放送だったね。
彼女、偶像として従順に活動を続けているな、と思っていたら
なるほどこの時のためだったのか。」
「なんだか君達が苦戦しているみたいだったからね。差し入れを送っておいたのさ。
もう、僕にはいらないものだ。斬ろうが壊そうが、好きに使ってくれて構わないよ。」
・・・・!
全員、防御しろッ!
クラリスクレイスが、いっぱい降ってきた!!
「無事届いたようだね。それ、作ったはいいけど調整がとっても面倒でね。
まとめて処分できるタイミングを探してたんだ。いやあ、渡りに船というやつだ。」
「僕が憎いかな?しかし、僕はダーカーじゃないぞ?
それじゃあね、レギアス。くれぐれも、僕と彼女の逢瀬を邪魔しないでくれたまえよ?」
「わた・・・・私は、ここにいるぞ?じゃあ、あそこにいる私は誰だ?
教えて、教えてよ、クラリッサ・・・・・クラリッサぁっ・・・・・・」
「答えてよ、クラリッサ・・・・!どうして黙ってるんだ・・・・
なんでも教えてくれてただろ・・・・・」
「怖い、怖い、怖い怖い怖い・・・・助けて・・・・・・助けて、ヒューイ。」
「オレを呼んだかクラリスクレイス!」
「・・・・・ああ、もういいぞ。我慢しなくていい。・・・・辛かっただろう。」
「・・・・おい、レギアス。あんたまさかこの期に及んでも
アークスの保全を、とか言わねえよな。というか、言わないでくれよ。
言ったらあんた、殺すぞ。」
「・・・・彼の者の持つ絶対的な権限からどうやって脱却すればいいのか。
それが可能なことなのか。
その手段を見いだせないからこそ私は従っていた・・・・従うしか
この形を保つ術が無かった。」
「このかりそめの平衡。・・・・・・もはや保つ価値はない!
・・・・各員、攻撃対象をクラリスクレイスクローンに定めろ。一体も通すな。」
「・・・・・劣化しているとはいえ、彼女と同じ力を持つクローン。
武装も模倣創世器、灰錫クラリッサⅡ・・・・・面倒ですね。」
「・・・ルーサーはアークスから完全に興味を失ったようですね。研究室も応答無し、と。
我々を恐れているからこそ首輪をかけていたハズですが・・・・
悲願成就を前にして、増長したか。」
「こうしてアンタと並びたつのは何年ぶりなんだろうね。
十年前にもなかったはずだ。
・・・・・さあ、出番だ。来な、ラビュリス!」
「始めよう、世果。」
六芒均衡はクラリスクレイスクローンと戦い、
マトイと主人公は先へ進む。
つづく